2023.08.21学生アンケート調査

2023.08.21【2025卒】学生アンケート調査【7月版】

1.すでに志望先を絞り込んだ学生が過半数超。大手志向も7割超でさらに増加
「現在志望企業は明確か」について、「第一志望の企業名をはっきり言える」「第一志望群として数社挙げられる」計57.6%(前回比+12.6pt)と、昨対比+10.4ptで大幅に増加。「就職先として大手企業にこだわるか」についても、「大手しか考えていない」「できれば大手」計73.6%(前回比+8.4pt)で、昨対比+7.6ptと大幅増。一方で大手にこだわる理由として、「給与」「安定性」「福利厚生」といった声のほか、「ネームバリュー・世間体」「知名度」等、「大手への入社でアイデンティティを確立すること」が理由の一端となっているような声も。

《大手にこだわる理由》
「知名度がほしく、かつ福利厚生も充実したいから」
「安定した生活を送りたいから。また少なからず世間体を気にしているから」
「世間の認知度の高いところへ就職したいため」
「ファーストキャリアとしてのネームバリュー」
「歴史がある企業でキャリアを積み、自信を持ちたい」
「他の企業がわからない。名前のわかる有名な企業が安心」
「1stキャリアは大切にしたい」等

2.「インターンでの取得情報を、企業が採用に利用できる」ことを約7割が「知っている」一方、正しい理解に課題
「25年卒から、基準を満たしたインターンで取得した学生情報を、企業が採用活動で利用できることを知っているか」について、「はい」68.7%(前回比+11.1pt)と、7割近くの学生が知っている結果に。
その一方で、「基準を満たしたインターンで取得した学生情報を、企業が採用活動で利用できるようになる時期はいつからだと思うか」について、正解の「大学3年/院1年の春休み以降(翌3月以降)から使える」と答えた割合は、わずか5.0%にとどまる。「大学3年/院1年の夏(7~9月)以前から使える」で計65.2%、「時期を問わずいつでも使える」が17.3%となった。「インターンで取得した学生情報を企業が採用活動で使える」という面ばかり浸透し、その基準や正しい理解の進んでいない現状が明らかに。

《「大学3年/院1年の夏(7~9月)以前から使える」と思った理由》
「夏インターンシップから選考も本格化するから」
「3年生から就活本格化というイメージがあるから」
「夏のインターンから早期選考につながるから 」
「早期選考につながる企業もあるから」
「大学での就職セミナーで言われていた」
「大学の説明会でどのように言われたから」等

《「時期を問わずいつでも使える」と思った理由》
「早期選考など、早いうちからインターンの情報を利用して採用を考えてそうだから」
「一度情報として得たものは企業としても早いうちに有効活用したいのではないかと考えたから」
「企業側に決定権があると思っていたから」
「企業ごとに決まりはあるとはいえ、いつでも使えると考えているから」等

3.就活イベントで質問することに抵抗が「ある」過半数超え。「質問内容に自信がない」「周囲の目が気になる」
「就活イベントで質疑応答の際、質問することに抵抗があるか」について、「はい」57.0%と6割近くが抵抗を持っている結果となった。「抵抗を感じる理由」の上位3つは、「質問の内容に自信がない」「周囲の学生の目が気になる」「目立ちたくない・勇気がない」。

《抵抗がある理由や意見・具体的な経験等》
「質問してもよい内容なのかどうかに自信が持てない。また、質問してよい内容でなかった場合、
もし声や顔が映っていたら精神を正常に保てない」
「間違ったことを言ってないか不安になる」
「的外れのことを聞いてしまうかもしれないという考えがある」
「見当違いな質問じゃないか、勉強不足だと思われないかが不安」
「自身の感じている疑問が他の人にとっては当たり前に解決できることかもしれないため。的を得た質問なのか心配なため」
「チャットだと質問しやすい」
「人数が多いzoomなどだと、知らない人も多い中質問するのには勇気がいると思う」
「変な質問をして目立ちたくないです」
「レベルの低い質問をしてしまうことで、人事の方を幻滅させることにならないかが怖い」
「オンラインや、少人数制のイベントであれば聞きやすいが、大人数イベントだと皆の前ではなく、
企業の説明が終わった後に個人的に聞きに行く」
「頭の中で質問内容をまとめていたものの、言葉にするとごちゃごちゃになってしまった経験がある」
「以前、自分が質問しようとしたら、よりしっかりとした質問を先にした人がおり、自信を持てなくなった」等

【サンプル】概要・設問一覧ファイルDL

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