2026.09.29メールマガジン

夏のインターンシップ選考通過率は平均27.3%、不合格で落ち込む学生も約3人に2人 他

ブンナビでは、登録学生を対象にしたアンケートを定期的に実施しています。
今回は、2026年8月調査の結果より抜粋してご報告いたします。詳細情報は、各大学担当・弊社HP宛にお問い合わせください。

_/_/ ■TOPICS■ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

[1]8月時点で志望企業を「絞り込めていない」は54.9%、昨対比+12.1pt
[2]インターンシップ等に「既に参加した」は61.8%、昨対比-22.4pt
[3]夏のインターンシップ選考通過率は平均27.3%、
不合格で落ち込む学生も約3人に2人

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

┌─┐
│1│8月時点で志望企業を「絞り込めていない」は54.9%、昨対比+12.1pt
└─┼───────────────────────────────

▼今回から28卒の調査についてお伝えしていく。
まずは、8月時点での学生の志望企業の決定状況に関して調査した。
「第一志望の企業名をはっきりと言える」「第一志望群として数社あげられる」
を合わせても45.1%と、昨対比から大きく減少し50%を割る結果となった。
まだ志望企業を絞り込めていない学生が昨年度よりも多い状況だ。

【問】
現在、志望企業は明確ですか(択一)

回答 《昨対比》 選択肢
───────────────────
18.6%《-0.7》第一志望の企業名をはっきりと言える
26.5%《-11.5》第一志望群として数社あげられる
54.9%《+12.1》絞り込めていない
───────────────────

また、現在の志望業界に関しても調査したところ、
メーカーの中でも特に「生活関連:食品・住宅」42.2%(昨対比+12.5pt)
「資源:鉄鋼・繊維」27.5%(昨対比+11.6pt)の分野が昨対比で+10pt以上
伸ばして上位という結果となった。
一方、昨対比で大きく減少したのは
「通信・情報・インターネット」14.7%(昨対比-10.1pt)と昨年度の3位から
大きく順位を落としている。

【問】
現在の志望業界を全てお答え下さい(複数選択可)

回答 《昨対比》 選択肢
───────────────────
42.2%《+12.5》メーカー(生活関連:食品・住宅など)
27.5%《+11.6》メーカー(資源:鉄鋼・繊維など)
27.5%《+ 8.8》インフラ(鉄道・運輸・ガス・電力など)
26.5%《+10.6》商社
24.5%《+ 5.2》メーカー(エレクトロニクス:機械・電子機器・自動車など)
22.5%《- 1.6》マスコミ(広告・新聞・出版・放送など)
15.7%《+ 1.2》都市銀行/地方銀行/信用金庫
14.7%《-10.1》通信・情報・インターネット
12.7%《- 0.4》その他メーカー
12.7%《- 1.0》不動産
10.8%《- 3.0》人材・教育
8.8%《+ 2.6》医療・福祉
8.8%《- 5.0》ホテル・旅行
8.8%《- 5.7》コンサルティング(調査)
7.8%《+ 0.3》生命保険/損害保険
6.9%《- 2.1》その他金融
6.9%《- 2.8》アミューズメント・レジャー
5.9%《+ 0.4》その他
4.9%《+ 1.5》その他サービス
4.9%《- 2.0》証券会社
3.9%《- 4.4》流通(百貨店・専門店・スーパー)
2.0%《- 3.6》レストラン・フード
───────────────────

┌─┐
│2│インターンシップ等に「既に参加した」は61.8%、昨対比-22.4pt
└─┼───────────────────────────────

▼8月時点のインターンシップや仕事体験・セミナーの参加状況を
調査したところ「既に参加した」が61.8%(昨対比-22.4pt)と昨対比から
大幅に減少する結果となった。
また、参加する目的については「選考に有利だと思うため」62.6%
(昨対比-0.8pt)が「社風を知りたい」56.6%(昨対比-11.0pt)を抜き
2番目に多い回答となった。

【問】
インターンシップや仕事体験・セミナーに参加したいと思いますか(択一)
※1dayのものも含みます

回答 《昨対比》 選択肢
───────────────────
61.8%《-22.4》既に参加した
17.6%《+13.5》未参加・これから参加する
6.9%《+ 3.4》未参加・これから参加したい(応募中)
10.8%《+ 4.6》未参加・これから参加したい(未応募)
2.9%《+ 0.9》未参加・参加したいと思わない
───────────────────

【問】
インターンシップや仕事体験・セミナーに参加する目的を教えてください
(複数選択可)

回答 《昨対比》 選択肢
───────────────────
72.7%《-12.5》企業理解
62.6%《- 0.8》選考に有利だと思うため
56.6%《-11.0》社風を知りたい
54.5%《- 4.6》業界理解
50.5%《+ 3.3》就業体験
12.1%《- 1.3》ネタ作り
12.1%《- 4.8》不安だから
8.1%《- 6.0》周りがやっているから
4.0%《- 2.3》なんとなく
2.0%《+ 2.0》その他
───────────────────

┌─┐
│3│夏のインターンシップ選考通過率は平均27.3%、
│ │不合格で落ち込む学生も約3人に2人
└─┼───────────────────────────────

▼夏季休暇中にどのくらいインターンシップに参加しているか、
その通過率に関しても調査した。インターンシップや、オープンカンパニー
への応募に関しては「どちらにも応募した」が63.7%と一番多い割合となった。
また、選考のあるインターンシップの通過率に関しては、
平均すると27.3%と3割を切る結果となった。

【問】
夏のインターンシップとオープンカンパニーについての応募状況を
教えてください(択一)

回答 選択肢肢
───────────────────
14.7% インターンシップのみ応募した
7.8% オープンカンパニーのみ応募した
63.7% インターンシップ・オープンカンパニーどちらにも応募した
13.7% どちらにも応募していない
───────────────────

【問】
インターンシップに応募した方に質問です。選考がある「インターンシップ」
の現時点の選考通過率で一番近いものを教えてください。
ここでの「選考通過」とは「インターンシップの参加権を得る」までとします
(択一)

回答 選択肢肢
───────────────────
8.8% 通過率 0%
16.3% 通過率 10%
15.0% 通過率 20%
12.5% 通過率 30%
5.0% 通過率 40%
13.8% 通過率 50%
5.0% 通過率 60%
5.0% 通過率 70%
1.3% 通過率 80%
0.0% 通過率 90%
2.5% 通過率 100%
7.5% これから結果が出るため不明
7.5% 選考がないプログラムだけ参加した
───────────────────
平均通過率 27.3%

【問】
インターンシップの選考の結果が不合格だった時、落ち込みましたか(択一)

回答 選択肢肢
───────────────────
27.3% 落ち込んだ
39.4% まあまあ落ち込んだ
10.6% どちらとも言えない
15.2% あまり落ち込まなかった
7.6% 落ち込まなかった
───────────────────

【問】
上記の理由を教えてください

≪落ち込んだ≫
ESや面接対策をしっかりしてから臨んだから/
インターンに参加して早期選考に行きたかったから/
否定されたように感じてしまう/努力が認められなかった悔しさ

≪まあまあ落ち込んだ≫
落ちるとわかっていても不合格通知はこたえるものがある/
ちょっと心のどこかで受かると思ってしまっていた/
かけた時間や手間がもったいない

≪どちらとも言えない≫
自分の身の丈に合わないようなレベルの企業へのインターンに落ちても
仕方ないと考えているから/あーまたかって感じだ

≪あまり落ち込まなかった≫
倍率が高いことが予想されたから/縁がないものだと感じたから/
落ちるのが当たり前と考えていたから

≪落ち込まなかった≫
落ち込んでもしょうがないから/大学院進学希望だから

▽今回は2026年の8月アンケートの結果から「志望企業の決定状況」「インターンシップの参加状況」「インターンシップの選考通過率」を中心にピックアップした。また、今回からは28卒の早期の動きに関しての調査結果となっている。

今回の結果から感じたことは大きく以下の3点である。
—————————————–
1.「志望企業未定」が50%超え。早期選考に追われ「十分に考える時間」が不足
—————————————–
この背景には「早期選考で優位に立つためのインターン参加」に追われ、業界研究や自己分析をじっくり深める余裕がないという問題が考えられる。

—————————————–
2. インターン参加理由は「早期選考への優位性」の優先度が高まる傾向
—————————————–
学生の間で「インターン参加=早期選考・内定への近道」という認識がより強固になっており、効率性や確実性を重視する傾向が強まっていると感じる。参加理由の上位が「企業理解」「社風を知りたい」が共に昨対比で10ポイント以上もマイナスになっており、ついに「社風を知ること」よりも「選考に有利だと思う」が上位にくる結果は『インターンシップ』の本来の目的から逸脱する由々しき事態だ。

—————————————–
3. インターン参加率は約60%へ減少・通過率は30%未満
—————————————–
参加したいが選考で落ちてしまい参加できない」という学生が増えているようだ。理由は上記の2によって応募が集中しているからではないかと思う。インターンシップの選考落ちで「落ち込む」という回答も70%近くあり、学生自身のメンタルコントロールはより重要度が高まりそうだ。

—————————————–

28卒は「早期選考への関心は非常に高いものの、選考の壁にぶつかり、志望企業も絞り込めていない」というジレンマを感じている学生も多くいそうである。インターンシップに参加する以前に自信を失う学生へのメンタルケアとともに、ES(エントリーシート)添削や面接対策など、早期選考・インターン選考段階での実践的な対策支援のニーズが高まってくるだろう。

秋以降の個別面談や講座の設計の際には上記の状況を踏まえ支援いただくことをおすすめする。
——————————————————————-
■出典元(就職情報研究所)
【2028卒】学生アンケート調査【8月版】より
────────────────
株式会社文化放送キャリアパートナーズ
ブンナビ編集部

就職活動をサポート!ブンナビ
https://bunnabi.jp/

メニューの開閉